2011年03月15日

衰えた体へのアロマケア

毎週、磐田市内の特別養護老人ホームに
出張しています。

花週1回のアロマトリートメントをとても楽しみにされています花
衰えた体へのアロマケア

骨粗鬆症や麻痺により、関節の可動域が狭くなっているご老人には、まず少しの苦痛も与えない配慮が必要です。

皮膚の摩擦を避けるため、よくオイルを馴染ませてから、ゆっくり癒すように快刺激を与えていきます。ご老人にとっては、この優しいタッチングが何よりの慰めとなるようです。

いつも不機嫌な認知症の方が「気持ちいい」と笑顔に・・・

耳が遠いから、人とコミュニケーションしにくくて、孤立しがちな方も「また来てね」と手を握ってくださったり・・・

たくさんの会話がなくても、タッチングによるボディランゲージが気持ちを伝え、心と心をつないでくれます。
これが、アロマトリートメントの一番すばらしい点だと思います。


だから・・・、私の方こそいつも感動をいただいています。

衰えた体へのアロマケア

車椅子での生活で足のむくみに悩んでおられる方には、特にリンパの流れを良くする精油を用います。
精油には、筋肉弛緩作用、鎮痛作用、鎮掻痒作用、皮膚弾力回復作用、抗菌作用などさまざまな効果があります。また匂いが脳神経にはたらくので、代替医療にも使われたり、注目されています。

アロマトリートメントは、からだに働きかけて循環を促進し、さらに筋肉をリラックスさせるため、心が安らいで、相手にゆだねる気持ちが生じ、独特の充実感を生むのです。
衰えた体へのアロマケア


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